有難うございました。

10月 17th, 2015

関西グスタフ・マーラー交響楽団
第5回演奏会が終わりました。

あの日からずっと晴れていて、とくに週末となると、一瞬、まだシーズンが終わっていないのかとさえ錯覚してしまいます。
まずは、ザ・シンフォニーホールに足をお運び下さったお客様、本当に有難うございました。
チケットの売れ行き、お客様の入り、過去最高でした。「涙が溢れた」「感動した」との感想を多く頂き、こんなに嬉しいことは、ありません。

そして、合唱団の皆様。

今回の第2番の演奏会には、合唱団が不可欠でした。
関西グスタフ・マーラー交響楽団は合唱団とのコラボレーションは、もちろん初めて。なかなか見つからない中、ご縁あってお引き受け下さった京都大学音楽研究会ハイマート合唱団のみなさま、そして個人参加して下さったみなさま、本当に、有難うございました。
演奏会後にも、「やはり人の声にはかなわない」、というオケの人の呟きを目にします。クライマックスでのあの合唱が、あの蘇りの希望の叫びが、人が歌うからこそ、人の心をうち震わせるのですね。

楽器も、人の体から出るものを音にしているので、声のようなものかなと思ってきましたが、ナマの合唱の声がこれほど感動的なものとは思いませんでした。
そしてハイマート合唱団さんの人柄にも感動しっぱなしでした。学生さんならではの熱く、素直で、全力投球なまっすぐな思い。結果的に、この演奏会はハイマート合唱団さんとのコラボレーションが、あらかじめ神様から決められていたこととさえ思います。

そして、お2人の美しいソリストさま。
まず、4楽章、”Urlicht”、これほど胸の奥底からヒリヒリと涙シビれる曲をご存知でしょうか
メゾ・ソプラノの森 季子さま。
天国に行かせてほしい、神様は永遠に安らかな命への道を照らしてくれる灯りをくださる、と歌われる声はそれ自体が神々しく、何人の奏者が涙で譜面が見えなくなったか分からないほどです。

そして5楽章、ソプラノの端山 梨奈さま。私と同じ人間の声なのだろうかと思うほど澄んだ美しい声。
「死よ、全てを支配する死よ、お前は支配された。愛へのたぎる思いを持って、勝ち得た翼で飛んでいこう、まだ見ぬ光へと」と森さんと端山さんで交差して歌われる箇所ではオーケストラをたずさえて光へと進んで下さる気さえしました。

そして
オーケストラの皆様
総勢107名の大所帯でした。
誰一人欠けても実現しない演奏会でした。
こんなに大勢の皆様が集まり、心を合わせることは簡単なことではありません。
だからこそ、それが実現したとき、かけがえのない大切な気持ちに心が支配されるのです。
107名全員とお話することはできなかったけれど、音楽で心を合わせられたことは、紛れもない事実ではないかなと思っています。

色んなことがあるでしょう。推測ですが、育ってきた環境だけでなく活動してきた音楽土壌や価値観が異なる人々がこれだけ集まれば、毎日毎回どの日もハッピー!ハッピー!オールハッピー!なだけではなかったのではないかな?と思います。どこの世界でもそうですよね。
けれど、あの日あの場所で、心を合わせて音楽を作り上げた、お客様に聴いてもらえて、涙が溢れたと言ってもらえた。
私たちの演奏で、人を、感動させることができた。
その大きくて、でもささやかな事実を、なんとしても忘れないでいたいと思います。

そして、毎回のことでもありますが、
この演奏会でも、色んな事情で、涙を飲んで引退するメンバーもいます。
いつも最初は喪失感でその事実を受け入れられませんが、時間が経つと、
1番迷って、辛かったのは本人だったのではないかな、と気付きました。きっとね。
他にも、本当に様々な事情で、次出られないメンバーもいるでしょう。
育児や学業、忙しい盛りのお仕事。想像が及ばないほど色んな人生の出来事が起こっていることでしょう。

その方達に、心から、有難うを伝えたい。
どんな事情があるにせよ、関西グスタフ・マーラー交響楽団の一員として、何度も書きますが、心を重ね演奏会を成功させたという事実に変わりはありません。

まず、なによりも、
有難うございます。
一緒に音楽を作ってくれて。
230人の一員として、あの日の思い出をつくってくれて。

また出会うために一旦のお別れです。

そして、
田中先生。
2012年の第1回演奏会から、月日にしては3年ですが、第5回、ずいぶんと長いこと歩いて来た気がしますね。
関西グスタフ・マーラー交響楽団は、田中宗利音楽監督、指揮だから、関西グスタフ・マーラー交響楽団なのです。
今回もお疲れ様でした。
有難うございました。
また、スタッフ一同、演奏者一同、先生と共に歩いていきたいです。
よろしくお願いします♪

Special Thanks
オルガン、ハープ、などのエキストラ奏者様
トレーナー仙崎和男様・水無瀬一成様
ステージマネージャー外村雄一郎様
映像、池田和生様
当日スタッフの皆様
託児のスタッフ様
名古屋から駆けつけて下さった、名古屋マーラー音楽祭発起人、高橋広様
かわいい赤ちゃんを連れて来てみんなを和ませて下さったお母様方
シンフォニーホールのスタッフ様
聴きに来てくれた両親。
事務局長・チェロトップ 永野武様
コンサートマスター 福井智宏様
本当に有難うございました。

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