メフィストフェレスに共感⁈

9月 18th, 2018

ゲーテの戯曲『ファウスト』、マーラーの交響曲第8番を演奏する機会に読んでみようと思い、本屋さんで初めて手に取ったのは、前回の演奏会が終わった頃だったので、去年の夏頃です。
数種類の訳本をパラパラと見て、古くて難しそうな言葉遣いのものを、一番本物っぽい!なんて思い、購入しました。

それが良くなかったのか、読み慣れない分野だったり予備知識がなかったからか、ほとんど意味が分からず、読み進まないんです。
長いなと思ったシーンは斜め読みで、とにかくマーラーが曲に用いた最終場面まで、文字を追っただけになってしまい、第一印象は良いものではありませんでした。

ところが、独文学を研究するオーケストラメンバーの力を借り、解説してもらったり、勧めてもらった書籍を読むと、急に興味が湧き、おもしろくなり、もうすっかりゲーテの虜になってしまいました。

この状態でもう一度トライしようと思い、第1部の最初にある、「捧げる言葉」を読んだら、じーんとしました。いや、もっと激しくこみあげてくるものが…
その理由についてはまた機会があれば書こうと思います。

まだまだこれからも触れてみたいゲーテという人。
好きな人や世界が増える幸せをかみしめる日々です。

ひとつ、戯曲『ファウスト』について知れば知るほど、登場人物の中でメフィストフェレスに最も共感している私が正常なのか、それだけは少し心配です。
みなさんは誰に共感しますか?

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